ビースコアによる点字楽譜の作り方

点字楽譜では、小節線はマスあけ、複縦線は、126の点、13の点、3の点、終止線は、126の点、13の点です。 小節の途中のマスあけ、行末が小節の途中のときは、5の点を入れます。(例外あり) 複縦線や終止線のあとに点字が続くときは、1マスあけます。...

スラーの書き方には2種類あります。  14の点を、スラーがかかっている音符の間にいれる方法  56の点、12の点~45の点、23の点 で、かかっている音符全体を外側から囲む方法(フレーズスラー)...

「4分音符=60」のような速度記号(メトロノーム記号)を、曲の最初に書くときは、行頭を4マスあけて、曲想用語などがあるときは、そのあとにさらに2マスあけて書きます。音符の音の高さは「ド」で、付点をつけることもできます。「=」は2356の点で、数符、数字を続けます。...

楽譜の途中で、調号や拍子を変更したいときは、前後を1マスあけます。調号も拍子も変更するときは、調号・拍子の順で、間はあけません。 五線譜では通常、転調や転拍子の前は複縦線を書きます。前が小節線のときは、小節線の点字がマスあけですので、後にのみマスあけが必要です。 また、転調・転拍子の後の音符には、音列記号が必要です。

曲の最初の小節が、1拍目から始まるのが通常ですが、途中の拍から始まるのが弱起の曲です。このときは1小節目を0小節目と数え始めます。ビースコアで0小節目から数え始めたいときは、メニューの編集→弱起で始まる楽譜 を選んでください。

点字楽譜では1つの点字で1つの音符の長さと高さを表すことができます。4分音符ドは、かなでは「す」の点字(1456の点)です。 音符の高さを1245の点、ド、レ、ミ、・・・、シの順に、数字の点字4,5,6,・・・、0で表します。 音符の長さを36の点、8分音符はなし、4分音符は6の点、2分音符は3の点、全音符は36の点で表します。

点字楽譜は五線譜とほぼ同じ情報を表わすことができますが、書き方はまったく違います。 左から右へ楽譜が進んでいくのは一緒です。しかし、五線譜は上下に色々な情報を書けますが、点字楽譜では横一列に並べていきます。...

Q:左手の1小節目を翻訳してくれません。

点字楽譜はじめの一歩
点字楽譜の概要からビースコアを使ってみるところまでの動画を作りました。

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